熊本大学大学院生命科学研究部 (保健学系) 構造機能解析学分野 大林研究室

研究概要 (2014年以降)

科学研究費補助金 (代表者分)

大林光念

  1. ニューロパチーを突破口とした加齢変化の早期診断指標探索とアンチエイジングへの応用
    (2012年4月1日~2015年3月31日、基盤研究 C)
  2. キュレーションと翻訳後修飾を鍵としたIGTニューロパチーの早期診断法の確立
    (2015年4月1日~2018年3月31日、基盤研究 C)
  3. 準境界型ニューロパチーという新疾患概念の提唱と病態に基づく超早期診断法の確立
    (2018年4月1日~2021年3月31日、基盤研究 C)

田崎雅義

  1. アミロイドーシスの診断法を変革し、病態に迫る病理組織プロテオーム解析法の確立
    (2014年4月1日~2017年3月31日、若手研究 B)
  2. 高齢者の消化管出血を来す新疾患EFEMP1アミロイドーシスの病態解明と発症予測
    (2017年4月1日~2021年3月31日、基盤研究 C)

研究プロジェクト名および概要

  1. 糖尿病性ニューロパチー、IGT ニューロパチーの早期診断法開発
    1. マイクロニューログラフィ
    2. 生化学的診断指標としての尿中ミオイノシトール値の有用性に関する検討
    3. 末梢小径線維の新規病理学的診断法
    4. 胃電図、腸電図
  2. 家族性アミロイドポリニューロパチー (FAP) に関する研究
    1. マイクロニューログラフィによる早期診断法の確立
    2. 末梢小径線維の新規病理学的診断法の考案
    3. LC-MS/ MS、MALDI-TOF MS を用いた迅速診断法の確立
    4. 肝移植前後における末梢小径線維機能の推移に関する検討
  3. 一次性急性自律神経性ニューロパチーに関する新規原因自己抗体の探索
  4. 新規アミロイドーシスの探索
  5. 軽鎖沈着症の早期診断法開発

卒業研究 (保健学科検査技術科4年生) のテーマ一覧

2017年度

  1. 神野渉、久保田沙耶. (大林担当)
    各種神経疾患、消化管の超早期診断に有用な腸電図学的評価指標の探索.
  2. 礒口藍斗、山本俊介. (大林担当)
    高齢者に頻発するアミロイド小体の解析: もう一つのラクトフェリンアミロイドーシスの謎に迫る!

2016年度

  1. 浦川雅貴、金田幸薫、園田優衣. (大林担当)
    各種神経疾患の早期診断法、進行度判定法の確立に向けた経皮的胃電図・大腸電図の基礎的検討.
  2. 古賀恵、中村真琴. (田崎担当)
    新規EFEMP1アミロイドの線維形成能および沈着頻度の検討: EFEMP1アミロイドの正体を追え!

2015年度

  1. 伊崎彩音、柳澤由佳子. (大林担当)
    耐糖能異常 (IGT) ニューロパチーの早期診断に有用な新しい検査手技の習得 : マイクロニューログラフィと表皮内神経の免疫蛍光染色法 (浮遊法).
  2. 伊達光弘、比良泰士. (大林担当)
    トランスサイレチン型家族性アミロイドポリニューロパチー (TTR-FAP) 患者における肝移植前後での小径線維機能の推移について.
  3. 松本紗也加、水上真由美. (田崎担当)
    新規アミロイドーシスの生化学的、組織学的、遺伝学的解析.

2014年度

  1. 安樂映美、藤吉えりか. (大林担当)
    耐糖能異常 (IGT) ニューロパチーに関する早期診断指標の探索.
  2. 末廣大悟. (大林担当)
    一次性急性自律神経性ニューロパチー2症例に関する病態解析と原因自己抗体の探索
  3. 木下祐美子、竹田真子. (田崎担当)
    プロテオミクスを駆使して同定した新たなアミロイド原因蛋白質.
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